【保存版】タイから日本へ送れない・輸入規制がある商品リスト

タイには魅力的な商材が溢れていますが、日本の法律や国際条約により、輸入が厳しく制限されているものがあります。知らずに仕入れてしまうと、商品没収、廃棄処分の費用負担、最悪の場合は法的な罰則を受けるリスクがあります。

16年の現場経験から、特にトラブルになりやすい「要注意カテゴリー」をまとめました。


1. 薬機法(旧薬事法)の壁:石鹸・コスメ・サプリ

タイのスパ用品やハーブ製品は人気ですが、最もトラブルが多い分野です。

  • 石鹸・シャンプー・化粧品: 個人使用目的(自分で使う分)であれば**「一品目12個まで」**発送可能です。それを超える場合や、メルカリ・Amazon等で販売する目的(営業用)の場合は、製造販売業の許可が必要となり、通常のカーゴ便では送れません。
  • サプリメント・医薬品: 成分によっては日本で「未承認医薬品」とみなされる場合があります。また、指定薬物(大麻由来のTHC成分など)が含まれているものは厳禁です。

2. ワシントン条約:クロコダイル・パイソン等の革製品

タイはエキゾチックレザーの宝庫ですが、国際条約による規制があります。

  • 規制対象: クロコダイル、パイソン、トカゲ、ゾウ、一部の木材(ローズウッド等)。
  • 必要な手続き: 輸入にはタイ政府発行の**「CITES(サイテス:輸出許可証)」**が必要です。これがない場合、100%日本の税関で没収されます。
  • 注意点: 「お店の人が大丈夫と言ったから」は通用しません。必ず事前にCITES発行が可能か確認が必要です。

3. 知的財産権の侵害:コピー品・キャラクターグッズ

バンコクの市場には、有名ブランドやキャラクターの模倣品が紛れています。

  • コピーブランド品: 「自分用だから1個なら大丈夫」という考えは、2022年10月の法改正により通用しなくなりました。個人使用目的であっても、コピー品は税関で没収・廃棄対象となります。
  • 商標権侵害: 意図せず似てしまったデザインでも、権利者から申し立てがあれば輸入できません。

4. 食品衛生法:食器・キッチン用品・幼児用玩具

  • 食器・カトラリー: 販売目的で輸入する場合、食品衛生法に基づく検査や届出が必要です。特にメラミン食器やセラミックなどは、鉛やカドミウムの溶出検査が求められることがあります。
  • 乳幼児用おもちゃ: 6歳未満が口にする可能性がある玩具も、食品衛生法と同じ厳しい基準が適用されます。

5. その他の禁止・規制品

  • ワイヤレス製品(Bluetooth等): 日本の「技適マーク」がない電子機器は、販売・使用が制限されます。
  • リチウム電池・液体物: これらは「危険物」扱いとなるため、通常の航空便(FedEx等)では断られるか、高額な危険物手数料が発生します。
  • 模造刀・ナイフ: 銃刀法に抵触する可能性があるデザインは、発送自体ができません。

プロのアドバイス:仕入れる前に「送れるか」を聞くのが鉄則

市場で素敵な商品を見つけて気分が盛り上がっている時ほど、冷静な判断が必要です。

「これは送れるのかな?」と少しでも不安に思ったら、購入ボタンを押す前に、商品写真や素材をLINEで私たちにお送りください。 N-Style Serviceでは、発送の可否を事前に判断し、必要であれば代替案(類似の規制対象外商品)のご提案も行っています。「失敗しない仕入れ」は、正しい知識と確認から始まります。